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あさラジオ Ep.104「金子みすゞ(みすず)」

Momoko To Nihongo あさラジオ Ep.104

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2022年1月12日(水)今日の天気は晴れ。気温は5度です。


スクリプトが見たい人は私のウェブサイトを。

リクエストを送りたい人は私のInstagramを見てくださいね〜。


今日のトピックは「金子みすゞ」です。

おもしろいトピックをありがとうございます。


金子みすゞさんは、大正時代の有名な童謡の詩人です。

大正時代:Taisho Era

童謡:a children’s song

詩人:a poet


金子みすゞさんは子供のための詩を書いていました。

今日はその有名な詩を読んでみますね。

詩:poem


『私と小鳥と鈴と』


私が両手をひろげても、

お空はちっとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のように、

地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、

きれいな音は出ないけど、

あの鳴る鈴は私のように、

たくさんな唄(うた)は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、

みんなちがって、みんないい。


The little bird, the bell, and me / Misuzu Kaneko


Even if I spread out both hands,

I cannot fly at all in the sky,

But the bird that can fly

Cannot run fast on the ground like me.

Even if I shake my body,

It doesn’t make beautiful sounds,

But the ringing bell

Doesn’t know as many songs as me.

A bell, a bird and me,

Everyone is different, everyone is great.



みんなちがって、みんないい。


良い詩ですよね〜。みなさんはどう思いましたか?


実は、金子みすゞさんは26歳で亡くなりました。自殺をしたんです。

亡くなる:to pass away

自殺をする:to commit suicide (killed herself)


20歳の時に詩を書き始めました。

そして23歳で結婚しました。


でも、旦那さんはみすゞさんに厳しくて、彼女が詩を書くことを禁止しました。

However, her husband was very strict with Misuzu and forced her to stop writing poetry.


それから離婚をしましたが、旦那さんはみすゞさんに子供を渡しませんでした。

She then got a divorce, but her husband did not give their child to Misuzu.


みすゞさんは絶望して、毒を飲んで自殺してしまいました。

In despair, Misuzu committed suicide by taking poison.


でも、今でも人々はみすゞさんの詩がとても好きなので、その詩は音楽でリメイクされて、子供の歌として使われています。


興味がある人は、ぜひ調べてみてくださいね〜!


じゃあ今日もありがとうございました。またね。




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